ROLEXの前身となったマルコーニの懐中時計のリダン品です。 なかなか年齢のいった時計なのでたまにもたつきますが、手巻き式で味があり、長く愛用してきました。 私がフランスやベルギーのビンテージ雑貨やアメリカのファイヤーキング、オールドコールマン等を輸入販売していたころに入手したものになります。 難ありの理由ですが、ケースの中でムーブメントを支えている足の一つが外れている、または折れているため、中がかたかたと揺れます。 修理前提のため難ありとしました。 お品物はROLEX正規取り扱い専門店で見ていただきました。 「リダン品なので当方で修理はお受けできませんが、使用されている歯車は現在このような仕様は使われておらず、また内部の刻印等から1920年代のものと思われます。大事になさってください」とのお話をいただきました。 またブランド時計買取店でも「1920年代から30年代のマルコーニ懐中時計です。内部の修理が必要でなければ相応の価格で買い取ります」と言っていただけましたが、さすがに45000円では希望に合わなかったため、今回出品することに致しました。 お品物は定期的に巻き上げをし稼働していますが、とても古いものなので日差もあります。前述のように修理前提ですので「全体的に状態が悪い」とさせていただきましたが、修理して頂き調整頂ければまだまだ活用できると存じます。 今後愛用して頂ける方に是非お願いしたいと存じます。 ＊古いものですので、到着後に状態が変化することもあり得ますので予めご了承ください。 ＊ベルトは社外品です。