★森 芳雄（もり よしお）
森芳雄（もり よしお、1908年12月21日 - 1997年11月10日）は、日本の洋画家。二科展と「一九三〇年協会」展に入選し、パリ遊学中に、フランスのサロン・ドートンヌに入選。独立美術協会展海南賞受賞。独立美術協会から自由美術協会の会員、さらに主体美術協会結成に参加。日米開戦後、東宝撮影所特別映画班で働く。そこで、独立美術協会展に出品していた撮影所の美術担当の久保一雄と友人になる。また、敗戦後、復員して動画部に入った斎藤博之とも出会う。1950年代は、『美術手帖』、『アトリエ』にフランスの思い出を綴るエッセイや名画の解説なども執筆。また、いくつかの出版物、児童書に挿絵も描いた。武蔵野美術大学教授として後身の指導にあたる。東京都美術館、三重県立美術館、いわき市立美術館などに作品が所蔵されている。

【略 歴】1908年 東京市麻布区に生まれる1928年 佐伯祐三や前田寛治らの「一九三〇年協会」洋画研究所に入る 1929年 一九三〇年協会展に「冬の郊外風景」が初入選1930年 二科展に入選1931年 渡仏（～"34帰国）1932年 サロン・ドートンヌに入選1936年 独立美術協会展で海南賞受賞1937年 独立美術協会会友となる1939年 自由美術協会に出品、会員に推薦される1947年 第1回日本アンデパンダン展に出品1950年 第14回自由美術展に出品1951年 サンパウロ・ビエンナーレ展に出品1957年 武蔵野美術大学教授に就任1962年 「麻生三郎・森芳雄二人展」開催1962年 渡欧1964年 主体美術協会結成に参加、同会員になる1972年 東京藝術大学の非常勤講師となる1975年 「早春」が宮内庁の買上となる1979年～日本秀作美術展に出品1997年 死去
★主な所蔵美術館：東京国立近代美術館／茨城県近代美術館／群馬県立近代美術館／東京都現代美術館／神奈川県立近代美術館／新潟県立近代美術館／愛知県美術館／三重県立美術館／徳島県立近代美術館／島根県立美術館／玉川近代美術館／宮崎県美術館
★画 家：森芳雄★タイトル：「早春」★技 法：キャンバスに油彩★作品サイズ：Ｆ６号★額装サイズ：５８．５×４９．５ｃｍ★サイン：右下にサイン、裏面に署名・画題、裏に画廊シール★備 考：東京美術倶楽部鑑定委員会鑑定書★作品状態：良好★付帯品：さし箱、黄袋★真作保証します★評価額：美術年鑑物故洋画家1号130万円、6号＝780万円
【発 送】宅急便（大きな作品はヤマト便）で発送します。