バカラ POLIGNAC 『ポリニャック』ワイン グラスの出品です。ポリニャックの名前はフランス国王ルイ16世の妃マリーアントワネットの取り巻きの一人であった、「ポリニャック公爵夫人」か、嫁ぎ先であったポリニャック侯爵のお城、Chteau de Polignac 「ポリニャック城」のどちらかに由来しています。ポリニャックの製造計画は1950年初期に始まり、何度かの型・装飾・カットなどの変更を経て1957年に製造開始となりました。1952年英国女王に即位した(現在の)エリザベス2世が1957年に、国賓としてフランスに正式訪問した際、その晩餐会に使用するため、フランス政府、当時の大統領 Ren COTYがバカラ社に造らせてのがポリニャックです。またエリザベス女王は、フランスを去る際に、フランス大統領からポリニャックのグラス セットを贈呈され、非常に感激されたとのことで、その話は今でも語り継がれています。素晴らしいグラスで、透明感、重量感があり、垂直で大胆かつスマートなカット、ステムにも鋭角なカットが施され、中央部分を太く残し威厳を保っているような雰囲気がある逸品で、非常に高価なグラスです。製造は1986年に中止になっており、このグラスは1970年前後の製造でバカラの刻印はあります。赤ワイン用のグラスですが、白ワイン、ビールなどにも使用できる大きさと形です。
サイズ 約:高さ 14.6 cm ／ 口径 7.4 cm重さ 207 g ／ 容量 150 ml
コンディション:50年ほど前の古いグラスですので多少の使用感がある程度で、スレ、キズ、カケなどは無く良い
希少で付加価値があるアンティーク・ヴィンテージ品は、製造時起因の気泡、グラスのフット裏側をカットした時にできたカット跡切り離し痕などの窯キズが度々見られますが、それらはアンティークヴィンテージグラス特有のもので、カケ、キズではありませんのでアンティークヴィンテージ品をご理解ください。

(注意)ヴィンテージ グラスですので新品同等なグラスをお求めな方はご遠慮下さい。
＊画像でスレ、キズ、汚れのように見えるものは、光・反射の影響です。
＊複数ありますのでご希望の方はご連絡下さい。全て宙吹きグラス手造りですので、それぞれのグラスの大きさ、厚み、重さに多少の誤差はあります＊